マーケティングプロデューサーの酒井です。
お読みいただきありがとうございます。
今回は以前お送りしたメルマガの続きです。
ちなみに前回を読み逃したという場合は、こちらをご覧ください。
ブルーオーシャンの罠
簡単に前回の内容をまとめます。
ブルーオーシャンというのはこうですね。
「競合がいない、少ない市場でビジネスをすると良いことがいっぱいあるね」
つまり、ビジネスモデルというか戦略のことでした。
なので、
「改めて市場ってどこにあるの?」
「結局、市場って何?」
ということを確認してきました。
市場というのは「競合たちの集まり」です。
分かりやすい例がAmazonや楽天です。
多くの出品者が同じ、もしくは似たような商品を出している場所です。
でも、コンサルとか、ライター、講座ビジネスとか、オンラインで完結するビジネスの市場はどこにある?
ってなります。
ライターやデザイナーの場合は、クラウドソーシングサービスが市場の1つです。
多くのフリーランサーが登録しているポータルサイト。
仕事を頼みたい人と受けたい人のマッチングプラットフォームです。
ここまでを踏まえてもらって続きをお伝えしていきます。
例え一人であっても、大規模であっても、誰かと競合するビジネスをしている者どうしは、基本、お客さんを取り合っています。
なので、市場とは戦いの場でもあります。
その戦いを有利に進めるために、事前に戦略を立てるわけです。
仮にサッカーに例えるとこんな感じでしょうか。
対戦相手の戦力を分析して、フォーメーションやシステム予測し、選手のコンディションなども含めて総合的に相手の戦力を見極める。
そして、こうした情報をふまえてこちら作戦を決める。
こういったことを普通にやっていると思います。
もし戦略が無いとしたら、相手が誰か関係なく、「全力で!」って感じになります。
きっと勝率が悪いでしょうね。
そこで差別化をするという発想になっていって。。。
例えどれだけ小さな市場でも、競合とお客さんを取り合う限り、自分を有利にしていく取り組みが必要になる。
というのがビジネス戦略の話です。
で、戦略を立てる際、自分が参入している市場、つまり競合のことを理解しておかないと、戦いに参加できないくらい、差がついているかも。
ということになっていくわけです。
ここで改めて市場について確認しておきます。
市場とは「競合の集まり」だと書きました。
でも、正確にはこうです。
「自分も含めて似たような商品サービスを提供している人たちの集まり」
集客コンサルをしている場合の市場は、集客を支援したいコンサルタントたちが集まっている場所。
ということです。
でも、きっと集客コンサルが集まっているポータルサイトというのは無いか、メジャーではない。
あるとしても幅広くコンサルタントが登録している。
こんな感じだと思います。
つまり、ネットを含めて集客コンサルが集まっている場所が無いのです。
でも、確かに市場はあります。
「それはどこにあるの?」
いよいよ今日の結論です。
それは【お客さんの頭の中】です。
市場というのは突き詰めていくと、【お客さんの選択肢】のことです。
仮に巨大なショッピングモールに行ったとして、あなたがすべてのお店の情報を知らなかったら?
知らないお店を目指して向かうことは無いでしょう。
これが【市場を正しく理解したほうがいい】理由です。
もしあなたがポータルサイトに登録していてもそのページを誰にも見られていなかったら?
当然、問い合わせも依頼もありませんね。
そこでブルーオーシャンが良いよね。
という話ですが、ブルーオーシャンには罠があるんですよね。
ということで続きは次回に。