詐欺扱いされるようなニセモノではないプロダクトローンチ型エバーグリーンファネル構築プロデュース・コンサルティング

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プロダクトローンチとは?メリット・デメリット・手順・事例を紹介

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プロダクトローンチとは?メリット・デメリット・手順・事例を紹介

「プロダクトローンチ」とはWEBマーケティングを実施する際の手法の名前です。

その意味は、プロダクト(=製品)とローンチ(=発売)を組み合わせた言葉に由来するようですが、アメリカのジェフ・ウォーカーが「プロダクトローンチ・フォーミュラー」いう名前のノウハウを公開して広めたと言われています。

プロダクトローンチとは、具体的にはダイレクト・レスポンス・マーケティングと呼ばれているものの一種類で、リード獲得から販売・契約までをいくつかの段階に分けで進めていきます。

ではこの記事では、プロダクトローンチの意味、その手順や流れ、メリットやデメリットと共に、成功事例、ツール、おすすめの本、学び方について解説しています。

どうか、正しいプロダクトローンチのやり方を知ってもらって、ビジネスの成長、発展に生かしてください。

プロダクトローンチとは?2つの意味を解説

もともと、プロダクトローンチ(Product Launch)とは、商品を発売する前から購入が期待できる見込み客を獲得し、何段階かに分けて小出しに事前情報を発信するマーケティング手法のことです。

新しい商品を発売する前などに、商品に対する顧客の興味を持ってもらえそうな話題や情報を流して、購買意欲を高めるために期待感の向上を目指します。

顧客からの期待が高くなった段階で商品を発売(ローンチ)することで、発売当初から大きな売上を確保できることが大きな特徴です。

ただし、現在、日本で広まっているプロダクトローンチは、販売開始前の商品やサービスのプロモーションとは違った使われ方をしています。

特に、個人向けにビジネス支援をしている、講座、コンサルなどの提供事業者が行っているプロダクトローンチの内容は次の通りです。

個人向けのビジネス支援系のプロダクトローンチとは、すでに販売を開始しているサービスへの申込者を短期間に獲得することを目指しています。

そのため、広告などで大量の見込み客を集め、無料の動画コンテンツでナーチャリングを行い、個別相談や説明会で高額コンテンツを販売するという流れが一般的です。

プロダクトローンチのメリット

プロダクトローンチにはメリットもデメリットもあります。そのため、それぞれについて適切に理解し、プロダクトローンチを有効活用することが重要です。
ここでは、プロダクトローンチのメリットについて解説します。

発売時に売上を最大化できる

商品の発売前に何もしなければ、強い購買意欲を湧かせられません。消費者が仮に発売予定を知っていても、どのようなものが発売されるのかを想像できないためです。

プロダクトローンチを適切に行えば、消費者は商品の概要を理解して期待するようになります。
プロダクトローンチがよいものであればある程、発売されたらすぐに購入したいと考えるでしょう。
その結果、発売時点で可能な限りの売上を確保できるのです。

押し売りになりにくい

プロダクトローンチは事前に宣伝や勧誘をするというマーケティング手法ではなく、商品のメリットや従来商品との違いなどに消費者が早く気づいてくれるような情報を流す手法です。

そのため、得られた情報から、新商品が有益か否かを判断し、購入を決めるのは消費者自身だといえます。
最終的な決定権は消費者にあるため、押し売りのような形にはなりにくいのです。

仕組み化で長期的に工数がかからない

手順を仕組み化して商品を販売する際の行動をマニュアル化してしまえば、その後の試行錯誤は少なく済み、効率化できます。

現在の商品に関して、「どのタイミングでどのような情報を流すか」というプロダクトローンチの手順を作ったとします。
すると、購入した顧客や顧客層などの記録は残っているため、結果を分析すれば次の販売にも活用可能です。

怪しい?プロダクトローンチのデメリット(注意点)

プロダクトローンチには、商品が販売されない時点で行うが故のデメリットがあります。
販売開始後の成果次第では、プロダクトローンチにかかった費用を回収できない可能性があるのです。
以下で、考えられるデメリットと対策を列挙します。

  • かけた費用や時間に対して売上が見合わず損失になる
    • → 成果の見えない初期段階では投資を抑えて小規模に実施する
  • 消費者から詐欺だと思われかねない・詐欺と判断される
    • → 不確実なメリットを確実だと思わせないようにする
    • → 不安や危機感を煽るような手法をとらない
    • → おおげさな表現を用いない
  • コモディティ商品(※)には向かない
    • → 競合する他社商品に対する差別化ができている商品で実施する
    • ※コモディティ商品:差別化できず価格の安さや買いやすさだけで選ばれるような商品のこと

【4STEP】プロダクトローンチを行う手順

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プレローンチ「見込顧客の集客」

プロダクトローンチの方向性を決めるために、
商品を購入する可能性のある消費者(=見込顧客)に対する情報提供が必要です。
そのために、WebサイトやSNSを使用して、積極的な情報提供を行います。

リレーションシップ「見込顧客の教育」

いきなり新商品をアピールするよりも、顧客にとって役に立つ情報を提供したり、
商品の世界観をそれとなく伝えたりする方が消費者の信頼を得られます。

ローンチ「実際の販売」

販売にあたっては、予め日時を伝えることが重要です。

ポストローンチ「顧客フォロー」

商品を購入した顧客には、アフターフォローとして、
商品を使用する際のポイントや使い方などの情報を提供すると信頼感が増します。

プロダクトローンチを行うにあたって、何から始めればよいか分からないということもあるでしょう。
ここでは、プロダクトローンチに伴い、実施する必要がある具体的な施策について、順を追って解説します。

STEP1|プレローンチ「見込顧客の集客」

プロダクトローンチの方向性を決めるために、商品を購入する可能性のある消費者(=見込顧客)に対する情報提供が必要です。そのために、WebサイトやSNSを使用して、積極的な情報提供を行います。

Webサイトでは資料請求メールマガジンLINE公式アカウントへの登録を促し、SNSでは魅力のある発信を行ってフォローを促しましょう。
見込顧客が多いほど、販売開始後の売上が期待できます。

STEP2|リレーションシップ「見込顧客の教育」

いきなり新商品をアピールするよりも、顧客にとって役に立つ情報を提供したり、商品の世界観をそれとなく伝えたりする方が消費者の信頼を得られます。

また、従来商品から差別化されるメリットの部分だけを印象的に伝え、顧客が商品購入の意義を感じられるようにします。

メールマガジンやLINEのメッセージ、SNSの投稿は過剰な頻度で行わず、印象に残る内容を最適な頻度で配信しましょう。

STEP3|ローンチ「実際の販売」

販売にあたっては、予め日時を伝えることが重要です。
購入方法やキャンペーンについての情報提供を行い、顧客がスムーズに購入したりSNSでシェアできるような体制を作ります。

WebサイトやSNSにおいては、待ちに待った商品が販売される感動を演出することも、購入体験を心地よくするポイントです。

STEP4|ポストローンチ「顧客フォロー」

商品を購入した顧客には、アフターフォローとして商品を使用する際のポイントや使い方などの情報を提供すると信頼感が増します。
お買い得感を高めるため、購入者限定のサービスを案内することもよいでしょう。

購入しなかった消費者には再度アプローチをしたり、期間限定のお得情報をお知らせするなど、顧客になってもらうチャンスを提供します。

プロダクトローンチの事例

プロダクトローンチは、どのように行われているのでしょうか。
顧客に好感や期待を持ってもらえて、スムーズな販売につながる方法は、他社の事例からイメージがつかめます。
ここでは代表的な3例を紹介します。

iPhone|半年以上前から設計

iPhoneの新モデルは、半年以上前から何らかの情報が市場に流されています。
リーク情報を扱う個人やメディアが、企業が流した断片的な情報をまとめるのです。
「次期のiPhoneはどのようなデザインになるか」「どんな部品が採用されるか」などが事前にインターネットでよくみられるでしょう。

発売日は事前に知らされ、発売が近づくにつれて公開される情報が増え、発売日を迎えるとアップルストアに行列ができます。iPhoneのプロダクトローンチ戦略は、大成功を収めているといえるでしょう。

劇場版鬼滅の刃『無限列車編』|漫画・アニメでの認知

映画のプロモーションにはプロダクトローンチがよく用いられます。
劇場版鬼滅の刃では、2020年4月に公開日が10月だと発表され、予告編が公開されました。
8月には本予告が公開され、主題歌や前売り券の案内を発表。続いてオリジナルグッズの情報などが順次発表され、SNSは大変盛り上がりました。

アニメ映画の場合、すでに漫画やTVアニメが存在することも、プロダクトローンチが成功する要因になっていると考えられます。

ドラゴンクエスト|2年をかけた設計

RPGゲームの「ドラゴンクエストⅪ」に関しては、発売(2017年7月)の2年前(2015年7月)から新作発表会が開かれ、実機による開発中のデモ公開が行われました。

その後、イベントで発売日の情報を流したり、自社の発表会で発売日を知らせたりしながらプロダクトローンチを行っています。
2年の間にメディアやブログなどでも情報を拡散することで、ユーザーの関心と購買意欲を高めました。

プロダクトローンチを行う際に有効なツール

見込顧客をつかむことや、セールスとしてアプローチする方法・タイミングなどを、仕組み化することで、個々の顧客への対応を自動化することも可能です。
Web媒体を中心とした有効なツールとしては、次のようなものがあります。

  • ランディングページ
  • 問い合わせ・資料請求フォーム等
  • 会員登録とマイページ
  • ダウンロードコンテンツや動画の提供
  • ウェビナー
  • メール配信やメールマガジン
  • SNSとメッセージ
  • 顧客管理システム

これらを個別に管理する手間を省くため、さまざまな機能をパッケージ化して提供しているプロダクトローンチ用ツールもあります。

企業やお店がとれる解決策として、LINE公式アカウントを連携させて、メッセージ配信やPR・外部アプリとの連携を行う方法もあります。

プロダクトローンチの学習におすすめの本

プロダクトローンチの学習におすすめの本

プロダクトローンチは実践が大切で、やるべきことはシンプルです。
基本的な手法を知ったうえで試行を重ね、自社に合った顧客獲得プロセス(プロダクトローンチファネル)の構築に力を入れるべきでしょう。

プロダクトローンチを提唱したアメリカのマーケター、ジェフ・ウォーカーの著書「ザ・ローンチ」は、基礎的な内容の理解に役立ちます。
彼自身の体験から編み出した手法で、初めて商材を売る人でも実践できるノウハウが記された書籍です。

その他、個別の手法に特化した書籍としては以下が挙げられます。

  • 望月高清 著「見込み客リストの集め方・使い方」
    • メールアドレスの収集と利用に特化した内容
  • 神田昌典 著「あなたの会社が90日で儲かる!」
    • 顧客自らの感情を活用する「エモーショナル・マーケティング」の解説
  • ダン・ケネディ 著「究極のマーケティングプラン」
    • 顧客をトリコにするマーケティングの原理原則を解説

例えば、ダン・ケネディ氏はマーケティング界(ダイレクトレスポンスマーケティング)の著名人です。少しセールス要素の強い怪しげな表現があるものの、本質的な内容を学習できるでしょう。

迎客デザイン研究所はプロダクトローンチを学べる会社

今回は、プロダクトローンチのメリット・デメリットと、実施する手順、事例を解説しました。

本文でも紹介した通り、プロダクトローンチはやり方次第では、「怪しい」「煽っているだけ」というような内容になってしまうデメリットも想定されます。
また、もともとセールス要素が強いマーケティング手法のため、教材自体も比較的稚拙な表現や過激な表現を使っているものも多くあります。

そこで弊社では、プロダクトローンチを含めたセールスファネルの新規構築や運用サポートを行っています。

もちろん、クライアントとその商品やサービスに最適なファネルになるよう、十分なすり合わせを行いながら設計・構築・運用をバックアップします。

ご要望があれば、ファネル構築から運用までの代行も可能です。

弊社の事例については、成功事例をご確認ください。

また、弊社はプロダクトローンチなどのファネル構築・運用の代行だけでなく、動画コンテンツも提供しており、あなた自身で成果を出しているファネルの作り方を学びながら実践していただけるように配慮しています。

さらに、単なるプロダクトローンチだけではなく、エバーグリーン(継続して運用を続けるスタイル)ファネルの構築、運用を得意としているので、それらに関するノウハウもコンテンツとして提供しています。

  • 情報コンテンツ販売者やスクール業を含めた、事業の売上を伸ばしたい方
  • クライアント企業の売上をオンラインで伸ばすサポートビジネスをしている方(これから始める方)

は、ぜひ一度、下記無料の動画マニュアルをご確認ください。

この動画マニュアルでは、あなたの商品だけではなく、他の起業家のファネルを構築するビジネスの始め方を解説しています。

せっかく身につけたファネル構築ノウハウを使って、さらにビジネスを伸ばしていただけることを願っております。

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執筆者紹介

酒井 謙光
自動販売型セールスファネル構築が得意なマーケティングプロデューサー
合同会社迎客デザイン研究所代表

・ビジョン
良い商品やサービスを提供している人が公平に評価され、誰もが自分に最もマッチしたものを選べる世の中に!

・仕事内容
自身は表に一切出ず、講座・スクールビジネス、情報コンテンツ販売をしている経営者・起業家をプロデュースする影の仕掛け人(マーケティングプロデューサー)として、億超えプロモーションを連発させて絶対の信頼を勝ち取っている。
また、対面セールスや説明会をせずに、完全自動で「売れる仕組み」を作り上げるその手法は凄まじく、これまで数多の経営者や起業家を億超えさせてきた。

・主な実績
●投資系コンテンツ販売プロモーションで対面セールス無しで2億円を達成
●ビジネスノウハウ提供の高額講座をプロデュースして約1億円の売上獲得
●50店舗ほど展開している飲食店グループのマーケティング責任者として売上アップと経費節約を同時に実現(コンサルフィー月額約50万円)
●資本金が1億円を超える世界展開している企業のマーケティング部門の教育担当としてオファーを受ける
●創業100年を超える業界トップ企業のWEBマーケティングの指導役を依頼される
●WEBマーケティング会社からマーケティングを教えて欲しいと講師に指名される
●大手マーケティングノウハウ提供会社からコンサルに入って欲しいとオファーされる

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