マーケティングプロデューサーの酒井です。
早速ですが、今日は「ファネル構築のコツ」をお話します。
テーマは【目的語が抜けている】です。
「ん?」
と思ったでしょ?
まあ、だまされたと思って読み進めてください。
昨日、ファネル構築で、私が最も気を付けていることをお伝えしました。
読み逃した方は、こちらからバックナンバーが読めます。
その中で、私がファネルを設計する際に、
- 一貫性があること
- つながり具合を意識しているという話をしていました。
今日はその続きです。
実は、日本語は目的語が抜けていても、意味がそれなりに分かってしまうので、肝心な部分を間違えやすいんですが…
●出題編
ところで、マーケティングの主役は誰でしょう?
主役というのは、【もっとも丁重に扱われる人】と考えてもらえばいいと思います。
マーケティングのホストは、商品やサービスを販売している我々のような起業家や企業です。
そのホストは、誰にラブコールを送っているんでしょう?
そう、お客さんですね。
マーケティングの主役はお客様。
ピンときましたか?
- 目的語が抜けているという話
- マーケティングの主役はお客様という話
- 一貫性を意識しているという話
これらは、どうつながるでしょう?
この問いかけへの回答が、ファネル構築のコツを表しています。
少し推理が必要なのですが、私は推理小説作家さんほどフェアな情報を提供できていないかもしれません。
「その答えは推理できないって」
と、いったクレームは勘弁してくださいね。
●解決編
では、答え合わせをしていきましょう。
主役がお客様で、ホストは我々のようにビジネスを通してお客様に価値を提供している者です。
つまり私は、マーケティング実施しているホストです。
そのホストが重要視しているのが、ファネルの流れに一貫性があることです。
では答えの前に、もう一つお聞きします。
私が構築したファネル。
いったい誰が利用するのでしょう?
そう、お客様です。
一貫性があるかどうかを判断するのは誰でしょう?
そう、お客様です。
昨日話していた、ファネルの流れに一貫性があるようにする。
というのは、目的語が抜けていたんです。
誰のために一貫性を保つのでしょう?
一貫性があるかどうかを見極めるのはお客様。
なので、正確にはこう表現するべきでした。
【私は、お客様にとって、終始一貫した流れがあるファネルにしないといけないと意識している】
※学術的に「お客様にとって」が目的語に当たらない。
などのご指摘があれば遠慮なくご連絡ください。
文法の話はさておき、私が伝えたかったことは、【お客様を基準に物事を考えないといけない】ということでした。
一貫性があると、私が判断しても意味がないということです。
お客様から見て、一貫性があるようにしないとダメ。
ですよね?
【顧客視点】というのは、こういう風に使うということだと、私は考えています。
酒井謙光
PS.
思い付きで書き始めた今日のメルマガ。
改めて推理小説作家さんの才能に脱帽しています。
この文章量ですら、つじつまを合わせるのに普段の倍の時間を使ってしまいました。
どうやって小説を書いているのか、『じっくり教えてほしい』と本気で思いました。
が、使うタイミングがないと、すぐに気が付きました…